下野新聞2005年8月25日付け朝刊

セグウェイに小学生が試乗 【那須塩原】次世代の乗り物として話題を集める電動二輪車「セグウェイ」と、立ち上がった姿勢になれる電動車いすの試乗会が二十四日、西那須野公民館で開かれた。 情報技術による街づくりを進めるNPO「e−とちぎ」(藤平昌寿代表)の出前試乗会で、車いすを開発した大田原市の電子機器製造「アイ電子工業」(高橋徳経社長)も参加した。 「セグウェイ」は二つの車輪の間に立ったまま乗車。発進、停止は体重移動で行うユニークな乗り物だ。また車いすは同社が国債医療福祉大、全国脊髄(せきずい)損傷者連合会県支部などと共同開発。解除なしで立てる上に立位のまま移動することもできる。 試乗会には同館の地域子ども教室「やんちゃくらぶ」の小学生十二人とボランティアの大人たちが参加。「セグウェイ」に乗った東小四年、渡辺陽一朗くん(九つ)は「動かすのは大変かと思ったけど、簡単だった。思ったより速い」と、最先端技術の乗り物に驚いていた。

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