日本経済新聞2005年7月8日付け朝刊

首都圏経済 栃木 県内の2団体がNPO法人設立 自然災害時にIT活用 地理情報システムの活用法を考える「とちぎGISの会」(碓氷光正事務局長)と、IT(情報技術)の新しい利用法を市民に伝えてきた「とちぎITパートナーコンソーシアム」(高橋温代表)は十六日、特定非営利活動法人(NPO法人)「e−とちぎ」(仮称)を設立する。新法人は災害発生時のIT技術の活用法などを考える。 とちぎGISの会は二〇〇三年四月、とちぎITパートナーコンソーシアムは〇三年九月にそれぞれ組織化された任意団体だ。市民のIT活用力を高めるには、より安定した組織で長期的に活動に取り組んでいく必要があると判断。NPO法人を立ち上げ、市民にITを使った自然災害への備えなどを提案していく。 NPO法人設立後、二つの任意団体は解散する見通しだ。

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